尊厳死宣言書(リビングウィル)を作成される方が増えています。

「尊厳死宣言書(リビングウィル)」をご存知ですか?

 

「尊厳死宣言書」とは、延命措置を停止し、安らかに尊厳ある死を迎えたいという、

家族や、医師に向けたメッセージのことです。

 

近年、延命措置を望まず、人間らしい安らかな死を迎えたいと希望する人が増えています。

 

延命医療の進歩により、人はより長く「生きている状態」を保つことができるようになりました。

しかしそれは死にゆく過程をいたずらに延ばすだけに他ならず、尊厳ある死という選択を

本人が下すこともできないままの状態がずっと続いているのです。

 

無意味な延命措置を停止し 「人として尊厳ある死を迎えたい」という意思を伝える書面が

「尊厳死宣言書」であり、いわば、自分らしい生き方の集大成ともいえるべきものです。

 

書面の内容は次の3つが基本となります。

 

1)不治の状態に陥り死期が迫っていると2名以上の医師が診断した場合、延命措置を停止すること。

 

2)苦痛を和らげる措置は最大限利用すること。

 

3)この意思表示は自分が心身健康な状態でしたものであり、家族の了解を得ているということ。

 

以上の3つです。

 

この3つの事項を中心に書面に明記することで、尊厳死宣言書として成立します。

 

しかし、尊厳死宣言書は本人が作成し、ただ机の引き出しにしまっておけばよい

というものではありません。

 

次回は、尊厳死宣言書の作成の仕方について、お話したいと思います。